私を、誰かを
褒めたいという美学がある。
それは誰もを
幸せにする価値観。
その昔、主君のために職人は研鑽を重ね豊かな工芸品を作り上げました。
そしてそれを褒美としていただく民は、最大限の労いと捉え家宝として名誉として大切にしました。
現代の日本の「用の美」は大量生産で生活に効率のよい製品で溢れています。
ただその中にも自分を心を潤すための、誰かの暮らしを明るくするための「褒の美」という価値観が確かにあると感じています。
それは心の動き、暮らしのアクセント。
私たちはその「褒の美」を工芸で大切につくっていきたいと思います。
静岡の工芸と世界をつなぐ、小さくて新しい集落。
静岡駅から車で約15分。東海道五十三次の丸子宿を越えた山間に、匠宿クラフトバレーはあります。日本最大級の 工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」を中心としたこのエリアには手に技を携えた静岡の工芸職人が宿りはじめ、日々 技術を研鑽しています。..read more